大規模な地震では交通機関が止まり、道路も混雑する可能性があります。職場が安全であれば、移動を開始せずに状況を見守りましょう。事前に避難の準備や帰宅ルートの確認をしておくことが大切です。

駅設備の破損等がなければ、トイレや公衆電話の開放、最新情報の提供など、避難する上で支援となる施設です。ただちに危険がなければ、急いで駅から出たり、路線を歩いて移動したりせず、その場にとどまり駅係員の誘導に従いましょう。

地震で電車が急停止した場合、座っているなら頭を守り、立っているならしゃがんで揺れに備えましょう。吊り革や手すりにつかまり、揺れが収まったら乗務員の指示に従います。

大地震で運転中に揺れた場合は、ハザードランプを点滅させてゆっくりと左側に停車し、揺れが収まるまで待機します。車を置いて避難する際は、緊急車両の通行を妨げないよう注意しましょう。

車を使って避難するのは避けるべきです。やむを得ない場合は、道路の損壊や障害物に注意して運転しましょう。

揺れを感じたら、すぐにエレベーター内の全ての階のボタンを押して、最初に停止した階で降りましょう。閉じ込められた場合は、揺れが収まった後に非常ボタンで連絡をとり、冷静に待機します。

海沿いで地震が起きた場合、まずは海から離れ、一時避難ビルや高台に向かいましょう。津波警報の解除を待つことも大切です。

山で地震が発生した場合は、揺れを感じたら低い姿勢を保ちつつ、土砂災害の兆候を確認します。急斜面や崖を避けて、谷筋に対して直角に避難します。