降水量◯mmってどのくらい?意味と目安をご紹介!

2021年2月5日
にわか雨

天気予報で目にする「降水量◯mm」という表現。実際にどのくらいの雨が降るのか、よくわかっていないという方も多いのではないでしょうか?

今回は、降水量の意味と、数字ごとの目安をご紹介したいと思います!

降水量の意味

降水量は、降った雨がどこにも流れ去らずにそのまま溜まった場合の水の深さのことです。
例えば、「1時間で50ミリの降水量」は降った雨がそのままたまった場合、1時間で雨が水深5cmとなるということです。
1平方メートルに50ミリの雨が降った場合、水の量は50リットル(重さにして約50kg)になります。
水槽

降水量の目安

降水量 気象庁の表現
1mm (記載なし)
2mm
5mm
10mm やや強い雨
20mm 強い雨
30mm 激しい雨
50mm 非常に激しい雨
80mm 猛烈な雨
降水量 イメージ
1mm 傘がなくても我慢できる
2mm 傘が必要
5mm 短時間でも傘が必要
10mm ザーザーと降る
地面からの跳ね返りで足元がぬれる
20mm どしゃ降り
傘をさしていてもぬれる
30mm バケツをひっくり返したように降る
50mm 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)
傘は全く役に立たなくなる
80mm 息苦しくなるような圧迫感がある
恐怖を感ずる
降水量 車に乗るとき
1mm ワイパーが必要
2mm
5mm
10mm
20mm ワイパーを速くしても見づらい
30mm 高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じ
ブレーキが効かなくなる
(ハイドロプレーニング現象)
50mm 車の運転は危険
80mm
出典: 気象庁 ホーム > 知識・解説 > 天気予報等で用いる用語 > 雨の強さと降り方(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/amehyo.html) より抜粋、一部編集

終わりに

以上が降水量の意味と目安となります。

どのくらいから傘が必要か、外出を避けたほうがいいかなどの参考になれば幸いです!