天気予報で目にする「降水量◯mm」という表現。実際にどのくらいの雨が降るのか、よくわかっていないという方も多いのではないでしょうか?
今回は、降水量の意味と、数字ごとの目安をご紹介したいと思います!
降水量の意味
降水量は、降った雨がどこにも流れ去らずにそのまま溜まった場合の水の深さのことです。
例えば、「1時間で50ミリの降水量」は降った雨がそのままたまった場合、1時間で雨が水深5cmとなるということです。
1平方メートルに50ミリの雨が降った場合、水の量は50リットル(重さにして約50kg)になります。
例えば、「1時間で50ミリの降水量」は降った雨がそのままたまった場合、1時間で雨が水深5cmとなるということです。
1平方メートルに50ミリの雨が降った場合、水の量は50リットル(重さにして約50kg)になります。
降水量の目安
降水量 | 気象庁の表現 |
---|---|
1mm | (記載なし) |
2mm | |
5mm | |
10mm | やや強い雨 |
20mm | 強い雨 |
30mm | 激しい雨 |
50mm | 非常に激しい雨 |
80mm | 猛烈な雨 |
降水量 | イメージ |
---|---|
1mm | 傘がなくても我慢できる |
2mm | 傘が必要 |
5mm | 短時間でも傘が必要 |
10mm |
ザーザーと降る 地面からの跳ね返りで足元がぬれる |
20mm |
どしゃ降り 傘をさしていてもぬれる |
30mm | バケツをひっくり返したように降る |
50mm |
滝のように降る(ゴーゴーと降り続く) 傘は全く役に立たなくなる |
80mm | 息苦しくなるような圧迫感がある 恐怖を感ずる |
降水量 | 車に乗るとき |
---|---|
1mm | ワイパーが必要 |
2mm | |
5mm | |
10mm | |
20mm | ワイパーを速くしても見づらい |
30mm |
高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じ ブレーキが効かなくなる (ハイドロプレーニング現象) |
50mm | 車の運転は危険 |
80mm |
出典: 気象庁 ホーム > 知識・解説 > 天気予報等で用いる用語 >
雨の強さと降り方(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/amehyo.html)
より抜粋、一部編集
終わりに
以上が降水量の意味と目安となります。
どのくらいから傘が必要か、外出を避けたほうがいいかなどの参考になれば幸いです!