「ながら運転」で罰則強化!安全なアプリ利用方法

12月1日より道路交通法の一部が改正。携帯電話使用等に対する罰則が引き上げられます

スマホでカーナビアプリをご利用の皆様には、ぜひ安全なご利用を今一度ご確認お願いします。

なぜ罰則強化?

増加傾向にある「ながら運転」の事故

警視庁が発表した文書によると、携帯電話で通話をしたり注視したことが原因の事故は5年前と比べ約1.4倍増加

携帯電話使用等に起因する悲惨な交通事故を防止するため、罰則が強化されます。

変更内容は4つ

1. 基礎点数、反則金の変更

携帯電話使用等(交通の危険

非反則行為に変更のため、反則金はなし。

直ちに刑事手続きの対象となります。

※交通の危険…道路における交通の危険を生じさせた場合の携帯電話使用等

非反則行為とは

交通反則通告制度(通常の刑事手続きではなく、反則金を収めることで前科が付かない「青切符」) の適応を受けない重大な行為のこと。酒気帯び運転や無免許運転などが挙げられる。

非反則行為では「赤切符」が渡され、刑事手続きに沿って行われ、有罪の場合は前科が付く。

携帯電話使用等(保持

点数が引き上げられ、反則金は約3倍に。

※保持…事故を起こしたかどうかは関係なく通話や画面を注視した場合

2. 反則金の限度額の変更

携帯電話使用等(保持)

反則金の限度額は約5倍に引き上げられます。

「反則金」と「反則金の限度額」の違い

反則金の上限は道路交通法で定められ、 その範囲内で反則金が決められている。 (ドライバーが実際支払う金額は、限度額よりも少ない。)

3. 罰則の引き上げ

携帯電話等の保持(通話や画面の注視)でも刑事罰の対象となる可能性があります。

携帯電話使用等(交通の危険)

携帯電話使用等(保持)

刑事罰の対象となる基準とは

基本的には、人身事故が中心なものの、何度も繰り返しているなど極めて悪質だと判断されたり、反則金の支払いを拒否した場合など。

4. 免許効力の仮停止、対象行為の追加

携帯電話使用等(交通の危険)

人身事故(死亡・けが)を起こした場合には、免許効力の仮停止となります。

免許効力の仮停止とは

免許停止をその場ですぐに行うための措置。その後、通知が届いて免許停止となります。

スマホカーナビの安全な利用方法

安全なご利用のために、ドライブサポーターおよびカーナビタイムでは安全運転機能を備えています。 ご利用方法をご確認いただき、画面注視や運転中の操作を防ぎましょう。

1. 運転中の画面注視を防ぐ「音声案内」

2. 運転中の画面操作を防ぐ「画面ロック」

3. ハンズフリーで操作「ボイスコントロール」

4. 運転の不安軽減「デモモード」

まとめ

2019/12/1より「ながら運転」が罰則強化される 「携帯電話使用等(交通の危険)」は一発免停30日

運転中に画面を注視しているだけでも刑事罰を受ける可能性がある

運転中のカーナビ利用はハンズフリー機能などを活用し、運転に集中できる環境にしておく

日々の移動にも、特別なお出かけにも

ぜひNAVITIMEをご利用ください。

【出典情報】 警視庁:丙交通企発第42号等「道路交通法の一部を改正する法律の施行に伴う交通警察の運営について (https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutuu/kouki/291030/7.pdf)」(発行年月日:令和元年9月19日)をもとにナビタイム社作成

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